私が健康のために心掛けていることは、有名な心臓外科で虚血性心疾患を研究してる医師も実践していますが、毎日8000歩を目標に早歩きすることです。といっても、「8000歩・早歩き」を始めたのは今年に入ってからで、かれこれ半年ぐらい経過しました。
きっかけは、新型コロナウイルスのパンデミックによる自粛生活です。家にいることが多くなり、何気なく乗った体重計、その体内年齢という項目が、実年齢+10歳。私にとっては、かなり悲劇的な結果です。ちなみに夫の体内年齢は実年齢-15歳。同い年同士で結婚した私たちですが、体内年齢は私の方がかなり年上だったんです。落ち込みました。なんで今まで気が付かなかったのか?それまで、どちらかというと、体を動かすことが嫌いで、趣味は本・ドラマ・音楽と、かなりインドア派、今でもインドア派には違いないのですが・・・。
このままボヤボヤしている訳にはいきません。このままなら、5年後もっと酷いことになるのは目に見えています。そこで、改善策を考えた結果、早歩きなら私にもできる!と毎日「8000歩・早歩き」を心掛け、実行することにしました。これが思っていたよりも楽しい。心に余裕が生まれました。
私の場合、8000歩を、なるべく早歩きで、1時間~1時間30分ぐらいのコースです。音楽を聴きながら、考え事をしながら、周りの景色を楽しみながら、今までにない経験です。ときにはコースを変えてみたりして。コロナ渦なので、マスクをして、人との距離を置いての行動ですが、煩わしいことは一切なく、心の重荷がとれていくようで、スッキリするのです。
問題の体内年齢の方は、体重減と筋肉量の増加で実年齢+6歳まで改善しました。早歩きをして、汗を流した結果、たくさん食べたい!という気持ちが不思議とわいてこないのです。この効果が一番大きいのではないでしょうか。
余談ですが、時々、夫も私の「8000歩・早歩き」に付き合ってくれます。歩くペースが夫の方が早いので、連絡はそれぞれ携帯電話のSNSで取り合います。ある日、夫からのSNSで、“〇〇を通過した”という意味で「すぎたよ」と、ひらがなで連絡が来ました。目の悪い私は「すきだよ」と不覚にも勘違い・・・。一瞬、25年近く一緒にいるのに、なにをいまさら!とポッとしてしまいました。恥ずかしい限りです。まぁ、こんな嬉しい勘違いも「8000歩・早歩き」のお蔭、ということでしょう。
約半年間、健康のために「8000歩・早歩き」をやってみて、途中で断念することもなく習慣化できたことが、私の一番の収穫です。大げさに言ってしまうと、何か1つ健康に良いことを続けることで、未来が変わる気がします。行動するって、大事なことですね。本当に良かったです。