水素水の医学的根拠とプラシーボ

そもそも水素水は、酸化を緩和し循環器系の疾患や生活習慣上の予防につながる効果があると言われている。理論上ではその効果を期待することができる。そこで、実際に水素水を飲むことによって効果があるのかを医学的根拠を検証した論文がある。その論文では実際に明らかな効果は認められないという結果が出ている。このことからも、水素水の効果は机上の空論である可能性は高い。
これらを踏まえて、ここからは実際に水素水を飲んでい知り合いの話を聞いたことからメリット・デメリットを考察していく。
まずメリットとして、その知り合いは効果を知らずに飲んでいるが、①朝の目覚めが良好②疲れが感じにくいといった効果を感じている。実際に何らかのエビデンスに基づく効果があるのかは不明であるが、本人が「水素水は身体に良い影響がある」と信じて飲んでいることから、プラシーボのような効果があるのではないかと考える。仮に医学的な根拠がないものだとしても、本人にとって効果があると感じることができるのであれば、それはメリットであると言える。
次にデメリットであるが、まず1つは上記でも示したように、医学的根拠としては薄弱で、効果が顕著に現れるとは言えないため、絶大な効果を信じている人にとっては期待外れなものとなってしまう可能性があ高い。また、無料で飲める水に比べると少なからず購入するためのお金が発生するので、経済的な負担がかかることが考えられる。これらのことから「味が好き」や「気持ち的に健康になれたら良い」という考えの人でなければ水素水を飲む上でのメリットはほとんど得られないのではないかと考える。
まとめとして、水素水を飲むことで明らかなメリットは考えられないが、身体に悪影響があるといった論文や根拠も見られない。なので、効果がほとんどないサプリメントを飲み続け、健康の秘訣だと信じている人がいるように飲むうことで良い影響があると信じることができるのであれが、それが一番大きなメリットとなるのではないだろうか。